食欲のない時におすすめのドッグフードトッピング

暑い季節になってくると、私たちと同じように犬も食欲が落ちてしまうことがあります。ご飯を残すようなことが続くと、体調を崩してしまわないか飼い主さんは心配になってしまいますよね。

そこで、暑い季節でも食欲が落ちないようにするために、おすすめできるドッグフードのトッピング食材を紹介します。いつもと違う食材がプラスされることで、目新しさも加わって食欲が沸いてくるかもしれませんので、愛犬の食欲が落ちて困っている飼い主さんは一度試してみませんか。

肉類のトッピング

特に食欲が落ちてきているような時には、やはり肉のトッピングがおすすめです。

肉は新鮮なもので少量であれば、生のままでも構いませんが、夏場は食中毒などが心配ですのでやはり茹でたり焼いたりして、火を通したものを与えるのがおすすめです。

ただし、犬が喜ぶからといって与えすぎは禁物です。ドッグフードはそれだけで栄養素のバランスが取れていますので、あまりにも多くの肉類を追加してしまうと、栄養バランスが崩れてしまいます。

また、脂身があまり多い場合にはそこは取り除き、鶏肉の場合は皮の部分は与えずに身の部分だけを与えるのがおすすめです。

野菜のトッピング

犬は、なかなか野菜だけを食べるということはしないかもしれませんが、ドッグフードにトッピングすることで、美味しそうに食べてくれることも多いです。

なかでも、トッピングとしておすすめの野菜とその与え方を紹介します。

きゅうり

夏には多く出回るきゅうりは、いつでも手軽に手に入れることができるだけでなく、ほとんどが水分でできているので老廃物を排出してくれる効果が期待できます。

きゅうりを与える時には、小型犬であればさいの目程度にきざみ、中型犬以上であれば少し小さめの乱切りにするだけで構いません。

水分を多く含むきゅうりは、あまりたくさん与えてしまうとお腹の中から冷えていき、体調不良を起こす原因になりかねませんので、与えすぎには注意するようにしましょう。

さつまいも

さつまいに含まれている食物繊維は、便秘気味の犬の腸内環境を整えるのに役立ちます。また、お腹にたまるので、満腹感を得て余計なおやつを欲しがらなくなるメリットもあります。

ただし、さつまいもは他の野菜類と比較すると糖質が多く含まれていてカロリーも高めですので、あまり頻繁に与えるのは避けるようにしましょう。

与える時には、私たちが食べるように蒸かしたり、柔らかく茹でてあげたりするのがおすすめです。皮は消化されずにそのまま便として排出されますが、そのままでも取り除いてあげてもどちらでも構いません。

小松菜

小松菜には、鉄分やβカロテン、ビタミンCなどの豊富な栄養素が含まれています。

新鮮なものであれば、生のまま与えても構いませんが、老犬などは消化をする際に胃腸に負担がかかってしまう恐れがありますので、軽く茹でて刻んだものを与えるのがおすすめです。

にんじん

少し甘味があるにんじんも、さつまいもと同様に犬に好まれる野菜の一つです。

にんじんに多く含まれているβカロテンは、油との相性が大変よいのですが、犬に与える時には油をひかずに炒めたり、茹でたりしたものがおすすめです。

大根

大根は酵素をたっぷりと含んだ食材で、体の中にある不要物を排出する働きが期待できます。

与える時には小さく切って生のままでも構いませんが、少し辛味が気になる時にはリンゴと一緒にすりおろして、その水分ごとドッグフードにかけてあげる方法もおすすめです。

また、柔らかく茹でてあげてもいいでしょう。

乳製品のトッピング

ヨーグルトやチーズは、暑い時期に関わらずおすすめのトッピングです。

ヨーグルトは砂糖やフルーツの入っていない無糖でプレーンのものを、チーズは犬用のものがおすすめですが、それが手に入りにくければ塩分の少ないベビー用のチーズなどがいいでしょう。

特にチーズは嗜好性の高い食品になりますので、愛犬の食欲が落ちている時にはおすすめのトッピングです。

トッピングの注意点

ドッグフードへのトッピング食材は、あくまでも主食に対してのおまけであり、メインはドッグフードです。

さらに、ドッグフードは総合栄養食なので、トッピングをあまり多くしてしまうと、せっかくの栄養バランスが崩れてしまいます。

トッピングの適切な量はその食材にもよって多少違いますが、通常与えるドッグフードの1回の量に対して、その1割以内としておくようにしましょう。

まとめ

愛犬の食欲がない時に、ドッグフードへトッピングするおすすめの食材を紹介してきました。

日々の栄養素はドッグフードだけでも十分に摂取することはできるのですが、食欲のない時などは少し気分を変えて食欲増進をはかってあげるのがおすすめです。

それまで見向きもしなかったドッグフードでも、トッピングが加わっただけで、ガツガツと食べてくれるようになることも多いです。

ただし、犬が喜ぶからといって、トッピングの量が多くなり過ぎないように気を付けましょう。

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